【クループ症候群になりやすい子だった…】熱・咳なしでも夜中にいきなり呼吸困難を起こした娘の話

育児

こんにちは。パネくんとスイカちゃんの2歳差兄妹の母、エイミーです。今回は第二子で初めて体験した恐怖のクループ症候群についてお話ししたいと思います。病院に連れていくのが遅れていたら、呼吸困難で危ない状態になっていたという怖い病気。クループを繰り返す娘の様子を詳しくお伝えします。

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オットセイのような泣き声→呼吸困難になり夜間救急病院へ

娘が生後9ヶ月のある日。保育園に通うお兄ちゃんから風邪を移され、鼻水を出していました。保育園から持ち込まれる菌により、低月齢の頃から鼻水を出していたので、心配はしていませんでした。いつものようにメルシーポットで鼻水を綺麗にして、普段通りに寝かせました。ネントレが完了していたので、娘はベッドでセルフねんねのはずでした。

しかしその日はベッドで泣き叫ぶ娘。「鼻水が辛くて息がしづらいかな?」と思い、5分おきに様子を見に行っていました。いつもはすんなり自力で寝る子が入眠できず…ベットに置いてから30分経った頃から泣き声がおかしくなってきました。

息を吸う時にオットセイのような鳴き声がするようになり、熱を測ってみると何と38.5度!!!抱っこしても泣き止む気配はなく、それどころかどんどん息をするのが苦しそうになってきました。これはただ事ではないと思った私は小児救急電話相談#8000にTEL。するとすぐに近くの救急外来に行くように言われ、車で病院に向かいました。泣いていないとオットセイのような声は出さなかったので、とにかく泣かないようにして診察までの間、必死にあやしていました。

アドレナリンを吸入して落ち着いた娘

診断の結果、「風邪によるクループ症候群」でした。

アドレナリンを吸入して気管を広げる処置をしてもらった娘。呼吸が楽になり、すやすやと眠ってしまいました。穏やかな顔で眠っている娘を見て、ほっと一安心。

アドレナリンを吸入しても苦しそうな場合は入院になるようですが、幸い娘は帰宅できました。しかしその日の深夜は何度も息苦しくて目が覚め、母子共に全く寝られませんでした。

ドクターに「泣くと症状が悪化するので、なるべく泣かないように努力してください」と言われ、寝られない娘を泣かさないようにずっと抱っこであやしたので、翌朝は疲労困憊でした。

【投薬なし】クループの症状は2日続く

翌日の朝には熱も下がりとても元気な娘。

でも泣くとクループ症候群特有の “オットセイの鳴き声”が出てくる状態でした。医者にはすぐに治る症状ではないので、1週間弱注意して様子を見てくださいと言われていましたが、娘の場合には発症して3日で完治していました。

ちなみに鼻水と咳もひどい状態ではなかったため、投薬なしで過ごしました。

【1歳2ヶ月】クループ症候群再発

月に1回のペースで風邪を引き、鼻水を出していた娘。鼻水が出る度にクループにならないか心配で、毎回ドキドキしながら過ごしていました。

“2回目のクループになった子はその後もクループを繰り返す”

とドクターが言っていたので、2回目が来ない事を祈り続けていました。

しかし1歳2ヶ月の時に、突然娘があの “オットセイの鳴き声” をし始めたのです!!!!

一度聞いたら忘れられない、クループ特有の泣き声。すぐに以前お世話になった救急に電話。すぐに病院に連れて行きました。

今回は不思議なことに風邪症状が全くない状態で、クループになりました。熱なし、咳なし、鼻水なし…。ドクター曰く、こういうパターンもあるそう。夜間に急に喉が腫れ上がってクループになったのではないかと仰っていました。

アドレナリンが効かない!ステロイドの飲み薬に助けられる

前回同様、まずはアドレナリンの吸入

が、しかし、効かない!!!!!

気を取り直して、もう一度アドレナリンを吸入。

それでも効かない。

この時点で入院を覚悟しましたが、今回も自宅療養になりました。

アドレナリンが効かなかったので、前回は飲まなかったステロイドの飲み薬を飲むことに。ステロイドって塗るだけでも抵抗があるのに、飲むなんて…と最初すごい抵抗がありましたが、処方された3日分のステロイドは副作用なしに飲めるとのことで飲ませました。

薬のおかげで、容体は安定し、夜も割と寝られた娘。翌々日には完治していました!!

3回目はまだ発症していない!

娘は現在1歳8ヶ月ですが、幸い3回目のクループにはなっていません!

もう二度とあのオットセイの鳴き声は聞きたくないです…

【教訓】クループになった時は入院準備をして、すぐに病院へ!

2回のクループ症候群を経験して学んだことを皆さんにシェアさせてください。

スイカちゃん
スイカちゃん

①オットセイの鳴き声を聞いたらすぐに小児救急相談!

②紹介された病院に電話、受け入れ可能か確認

③入院に対応できる荷造りして病院へ

④とにかく泣かさない

と言うのが2回のクループで得た教訓です。

救急では “アドレナリン吸入後に20分間様子見” など待機時間が多いです。我が家もトータルで2時間半くらい深夜の病院に滞在しました。それを念頭に置いて準備されるといいと思います。

症状が酷いと入院になることも多いクループ。我が家はとりあえず1泊はできるように、多めの着替え・オムツ、離乳食、おやつ、フェイスタオル、お尻ふき、パジャマを持参しました。母子手帳・保険証、医療証もお忘れなく!

先生方は口を揃えて「クループは甘く見てはいけない、すぐに呼吸困難になる場合もあるから、すぐに病院に連れてくるように」と仰います。迷ったらすぐに病院で間違い無いです。少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。

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