今回はパン屋さんの誤案内のせいで生後6ヶ月の娘のスイカちゃんに誤ってハチミツ入りのパンを与えてしまった話をしたいと思います。ハチミツ入りのパンを間違えてあげちゃったー!とパニックになっている方の参考になれば幸いです。
1歳までハチミツは与えちゃダメ!
恥ずかしながら私は子供を産むまで赤ちゃんにハチミツをあげてはいけないことを知りませんでした。母子手帳を読んで初めて知り、1歳になるまではとても注意して生活しています。厚生労働省のサイトにも記載があります。
6ヶ月の頭に離乳食を開始した娘はスプーン拒否で全く食べないので、いきなり手掴み食べをさせる「BLW」というメソッドで離乳食をはじめました。一番好きなものはパンで、毎日パンを手掴みで食べていました。
私も無類のパン大好き人間で、東京の美味しいパン屋さん巡りが育児中のささやかな楽しみです。最近は娘にもあげられるパンを買うようにしていて、毎回パン屋さんではハチミツが入っていないか確認して購入しています。
しかしある日事件がおきました…
パン屋さんの誤案内に気付いたのは1ヶ月後…
都内某有名フランス系パン屋さんで差し入れを買ってきてくれた義姉。私もお気に入りのパン屋さんだったので、テンションが上がりました。「ありがとうございます〜これ娘にもあげます!」とお礼を言ったら、「これハチミツが入ってるってレシートに書いてあるよ。」と言われ即お店に入電。
確認したところ、ハチミツが入っていました。同じパンを1ヶ月前に買った時は「ハチミツは入っていません」と言われたので、娘にあげてしましました。(レシートもらっていない)
怒りで震えながらお店に確認したことは、
- どこ産のハチミツか(中国産はボツリヌス菌が高確率で入っているらしい)
- ハチミツの使用量
- 何度で何分焼いたか(ボツリヌス菌の耐熱性は120度4分)
娘に与えてしまったパンは直径30cmほどのセミハードパンで、4gのハチミツが使われていました。ハチミツはフランス産で、260℃で25分焼いたものだったそう。
娘は1.5cmのスライスを食べただけなので、ハチミツの量としては微量でしたが、翌日に小児科に連れて行きました。
乳児ボツリヌス症の症状はなし
小児科で先生に事情を説明。
診察の結果、娘には乳児ボツリヌス症の症状はありませんでした。
ほっと一安心。
乳児ボツリヌス症の場合、摂取して10日前後が一番症状が出やすい時期で、うんちの状態が一番のバロメーターだそうです。便秘になるのが危険サイン。娘は離乳食開始時期と被ったので、便秘気味になったのですが、乳児ボツリヌス症の子は3.4日うんちが出ないという状態になるらしいです。
しかも「ぐったりしてくるからすぐにわかるから、娘ちゃんは大丈夫、心配しないで!」と言ってもらえました。
食パンにもハチミツが入っていることが多い!
高級食パンをご褒美で買うことがありますが、最近の乃が美、志かわ、嵜本などの高級食パン屋さんではハチミツを使った食パンが売られています。個人的にリッチな味わいな食パンにはハチミツが使われている傾向があるなと感じます。
高級食パンは原材料にもこだわっているので、“赤ちゃんにも安心して食べさせられる”と思いがちですが、1歳未満の赤ちゃんにあげる時は注意が必要です。
誤って食べちゃった!時は小児科へ
私も小児科に行く前にネットで検索しました。しかしやはり小児科で診察を受けることが一番です。お早めの受診をお勧めします。
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