【NICUに入院決定】出産前に準備すべきこと!NICUママの必需品

妊娠・出産

パネくんとスイカちゃんの2歳差兄妹の母エイミーです。お兄ちゃんのパネくんは妊娠6ヶ月の時に十二指腸閉塞の疑いが発覚。お腹の中にいる時から生まれた直後に手術をし、NICUに入院することがほぼ確定していました。入院準備のためにNICU卒業生のママに話を聞いて、さまざまなベビーグッズを用意しました。振り返るとしっかり準備しておいてよかったと思います。今回はNICU入院のために用意した方が良いグッズをご紹介していきたいと思います。これからNICUに入院される予定のある方へ少しでも参考になれば嬉しいです。

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NICU予定入院期間は2.3週間

パネくんの病気については以前の記事に詳しく書いてあるので割愛します。もし興味があればこちらを読んでください。私のダウン症の疑いで妊娠6ヶ月で羊水検査をした妊婦生活の話などが書いてあります。

妊娠中に手術を担当してくれる外科の先生には「十二指腸閉塞の場合、入院は2.3週間になることが多いです。」と言われました。

なので私は2.3週間のつもりでNICUの入院準備を始めました。

出生時のパネくんのスペックは

  1. 体重 3050g
  2. 十二指腸狭窄(生後1日で全身麻酔の開腹手術)
  3. そのほかの異常はなし

という感じでした。ご参考までに。

これから私が実践したことをお伝えしていきます!

産後の早期回復のために無痛分娩を選択

残念ながらママは赤ちゃんを病院に残して、先に退院することになります。そのため退院した次の日から過酷なNICU通いが始まります。私は幸い病院が家から徒歩3分のところにあり、歩いて通院することができました。

しかし私のようなパターンは稀で、“片道1時間かけてNICUに通ったママ” や “産後動けなくて実母に代わりに母乳を届けてもらったママ” という話を聞きました。このように多くのママがNICU通いが本当に大変だったと言います。

私は退院してすぐに動けるように “無痛分娩” を選択。自然分娩よりダメージが少なかったのですが、それでも退院してすぐにNICUに歩いて通うのは本当にしんどかったです。自然分娩だったらNICUに通えていなかった気がします。

無痛分娩ができる病院は少ないですが、できたら無痛のした方が肉体的にも精神的にも過酷なNICU通いが少し楽になると思います。

電動搾乳機

赤ちゃんがNICUに入る予定のある方は搾乳機だけは絶対にお金をかけた方が良いです!!

NICUで頑張る我が子のために、退院後の私ができたことは搾乳でした。パネくんは手術後容態が安定するまで絶食だったので、生まれてからしばらく授乳することができませんでした。

できれば母乳で育てたいと思っていたので、とにかく搾乳して、吸ってもらえないハンデに勝とうという気持ちで昼夜問わず3時間おきの搾乳を頑張りました。

また“黄金の液体”と言われる初乳も飲んで欲しかったので、必死に搾乳をして冷凍しました。初乳というのは生後5〜7日目までの母乳のことで、感染症予防、黄疸予防や免疫機能のサポートなどなどメリットがたくさん。搾乳機でお馴染みのメデラ社のサイトにこのように書かれていました。

授乳開始時に分泌する最初の母乳である初乳は、新生児にとって理想的な栄養源です。初乳は高濃度でタンパク質の含有量が高く、栄養豊富であるため、少量でも赤ちゃんの小さなおなかには十分の量です。初乳は脂肪の含有量も少なく、消化しやすく、最適な方法で赤ちゃんの発達を開始させる成分がたくさん詰まっています。また、もっと重要なことは、初乳が免疫系の構築において極めて重要な役割を果たしているということです。
初乳は成乳よりも濃く、黄色っぽく見えます。新生児特有のニーズに合わせて作られているため、成分も異なります。 

https://www.medela.jp/breastfeeding/mums-journey/colostrum より引用

術後のパネくんには栄養たっぷりで消化の良い母乳を飲ませてあげたい!という思いで必死に頑張りました、私。生後5日間おっぱいを吸ってもらえないハンデを乗り越え、1歳8ヶ月の卒乳まで完全母乳で育てることができました!!

これは電動搾乳機なしでは成しえなかったことだと思っています。

私はNICU卒業生のママのアドバイスで、電動の搾乳機を書いました。少しケチって片乳タイプのものです。今振り返るとケチらずに両胸タイプの電動搾乳機を買えばよかったと後悔しています。電動搾乳機のメリットは、

  1. 腱鞘炎防止
  2. 母乳の出がよくなる
  3. 乳腺炎防止
  4. ママの休息時間確保

という感じです。デメリットは手動搾乳機よりも値段が高いということ。

飲み残しを絞る程度の使い方であれば手動のお値打ちなもので十分だと思いますが、NICUの赤ちゃんに母乳を届けるという使い方であれば断然電動がおすすめ。

電動搾乳機は装着して支えているだけでOK。私はテレビをぼーっと見ながらやってました。椅子に座って休憩がてら搾乳という感じで。片胸10〜15分ほど絞るので、手動だと確実に腱鞘炎になってましたね。そして夜中の搾乳は眠くて力が出ないので、電動で本当によかったと思います。

これはメデラの搾乳機の最上位モデルです。日本で買える搾乳機でこれを超えるものはないと思っています。搾乳時間を大幅に減らせ、大変便利です。メリカりで調べると使用済みでも状態がよければ1万円前後で取引されているので、実質1万ちょっとで使える計算。レンタルもありますが、ネットでポイントがたくさんつく時に買って、メルカリで売るのが一番お値打ちになります。

母乳バッグ

搾乳機の重要性を語りましたが、搾乳した母乳を保存するものも準備品に入れてください!

搾乳機より選択肢が少ない「母乳バッグ」ですが、私が使ってみて“カネソン”のものが一番使いやすかったです。地味に高いので痛い出費ですが、赤ちゃんのために…涙。ちなみに出産前準備の段階では、サイズは50mlで十分。出が良い人は100mlや150mlのサイズを買い足していけば良いと思います。ちなみに私は100mlサイズを一番よく使いました。50mlを使った期間は最初の1週間半くらい。とりあえず50mlを1箱用意しておくことをおすすめします!

カメラ

NICUでは携帯の持ち込みは禁止されているところが多いと思います。ずっと一緒にいられない我が子の成長を残しておくためにデジカメは必須です!ニコンのミラーレスはおすすめです!カメラ初心者でもとても綺麗に撮れますよ。ムービーが撮れて、通院荷物の負担にならないサイズを選ぶと良いと思います。

買いすぎ注意なベビーグッズ

入院期間によりますが、我が家は新生児サイズのオムツが余ってしましました。病院側でおむつを用意してくれるかどうか確認するのがベターです。

NICUの保育器の中では赤ちゃんは基本的に(おむつのみ)です。ママのお腹の中を再現?しているらしいです。パネくんもGCU(新生児回復室)に移るまでお洋服を着たことがありませんでした。GCUに移動する日、NICUに面会に行くとお洋服を着たパネくんがベビーコットに寝ていました。その姿を見た時は涙が溢れました。

なので50cmのお洋服はすぐにサイズアウトしてしまうので、出産準備では60cmのお洋服をメインに買いました。

最後に…

NICUってどんなことろか全然想像が付かなく、必需品などの情報も少なかったので今回ブログの記事にしてみました。これからご出産を控えている方のお役に立てれば幸いです。

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