こんにちは。パネくんとスイカちゃんの2歳差兄妹の母エイミーです。私は第二子妊娠中に新型出生前診断を受けました。当時30歳でしたが、迷いなく検査を受けました。無認可施設での検査は遺伝子カウンセリングなしで、普通の採血の検査と全く変わず。今回は賛否両論ある無認可施設での検査について私の体験談を元にお話ししたいと思います。
私が新型出生前診断を受けたかった3つの理由
- 赤ちゃんの病気を早期発見すれば病院選びがスムーズ
- 羊水検査は心身共にダメージが大きい
- 新型出生前診断は身体的負担はゼロに近い
当時30歳だった私はこの3つの理由から無認可施設での新型出生前診断(以下NIPT)を受けました。
一人目は海外出産をしていたので、日本では35歳以上でないと認可施設でNIPTを受けることができないことにとても驚きました。欧米では年齢制限がないところがほとんどで、検査前の遺伝子カウンセリングなんて聞いたことがありません。国によっては健康保険が適用される国もあります。ちなみに高齢出産大国のフランスは保険適用されて、全妊婦さんが当たり前に行う検査です。
ちなみに一人目は28歳で妊娠出産。「まだ若いから胎児ドックだけ行えばいいかな」と思い、NIPTはやりませんでした。これが私の一人目妊娠時の最大の後悔なのです!
私は一人目の地獄の妊婦生活を経験して、35歳未満でもNIPTの必要はあると声を大にして言いたい!!!!
NIPTで分かる赤ちゃんの病気はごく一部で、結果が陰性だとしても生まれた後に病気が見つかることもあります。なのでNIPTで陰性が出ればこの先安泰という訳ではないのは承知していました。でも検査すれば分かる赤ちゃんの病気は知りたいと私は強く思って検査に臨みました。もし赤ちゃんに異常があった場合に病院選び、産後の計画などできる限り赤ちゃんが元気に暮らせるように妊娠中に準備しておきたいと思っていました。
こう思ったのは先程にお伝えした一人目の地獄の妊婦生活が強く影響しています。
妊娠7ヶ月で羊水検査。染色体異常を指摘された地獄の妊婦生活
実は私は第一子妊娠中にダウン症の疑いを医師から告げられ、妊娠7ヶ月の時に胎動を感じる大きなお腹に太い針を刺し、羊水検査をした経験があります。息子は十二指腸閉塞の疑いが見つかり、ダウン症である可能性が高いと言われました。この十二指腸閉塞という先天性奇形を持って生まれてくる子の50%がダウン症であると言われているそうです。
28歳で自然妊娠、初期と中期の胎児ドック検査も行い、妊娠6ヶ月までは特に大きな異常は指摘されす、順調な妊娠生活を送っていました。初期の胎児ドックでは「染色体異常の可能性は限りなくゼロに近い」と言われ安心していたのに、突然のダウン症の疑い。もうその日から地獄の妊婦生活が始まりました。
最終的に息子は染色体異常はなく、十二指腸閉塞の手術を生後1日で行い、強い生命力で今は普通の元気な3歳児です。
詳しいことはこちらの記事に書いているので、よかったら読んでください!
胎児ドックだけでは安心できない!前回のような妊婦生活は御免!
十二指腸閉塞を指摘され、1/2の確率でダウン症ですと言われ、妊娠7ヶ月で羊水検査をし、鬱状態で2週間結果を待ち…もうそれは辛い辛い妊婦生活でした。頭の中がお花畑なマタニティハイとは完全に無縁の生活でした。
そして二人目の妊娠が発覚した時は「絶対にNIPTをやる!」と主人に宣言。主人ももうあの時のような辛い思いをしたくないと。私たちは胎児ドックとNIPTを受けることにしました。
前回の経験があるので、NIPTは全ての染色体を調べるプランにしました。胎児ドックはNIPTではわからない病気を発見することができるので、初期と中期ともに産院で行いました。
結果は全て「陰性」
結果はメールで送られてきたのですが、メールを開く手が震えました。おまけで性別が女の子ということもわかりました!ちなみに私は妊娠10週で検査を行い、12週の時に結果がきました。10日程待ちましたが、羊水検査の結果待ちの時に比べてかなり気が楽でした。最近のは4.5日で結果が出るところもあると聞きます。待つ時間がしんどいので、待ち時間は短ければ短いほど良いです。
無認可施設って信頼できるの?
「NIPTやったよ」と友人に話すと、必ず「無認可施設ってどうなの?」と言われます。私の場合年齢制限があったので、無認可施設しか選択肢になかったのですが、自分なりに無認可施設について調べました。
認可施設と無認可施設のNIPTについてとてもわかりやすく比較しているサイトが合ったので、無認可施設での検査を迷っている方にはぜひご覧になって欲しいです。
これは昭和大学病院の関沢明彦さんという産婦人科の教授が書いたものです。少し古くて変わっていることもありますが、ここで注目したいのが認可施設と無認可施設の検査の感度が同じということ。私はこれを見て「感度が同じなら信頼できる」と思い検査に踏み切りました。
遺伝子カウンセリングをせずに検査を行い、陽性が出た場合に妊婦さんとその家族が混乱を起こすという事態を懸念して、世間では認可施設での検査を推奨しています。
陽性が出たら混乱すると言うけれど、妊娠7ヶ月でダウン症の可能性が高いですって言われるのも相当混乱しましたよ。妊娠後期に近い時期に染色体異常を疑われるより、初期に分かった方が出産準備にも時間をかけられるし、何より心の準備ができると私は思います。
私は一人目の時に死ぬほど本気で命について考えましたし、検査をして陽性になったらどうするか主人とも真剣に話し合いました。なので私たちは遺伝子カウンセリングなしで無認可施設での検査に臨んだ次第です。
検査機関がイルミナ社であるクリニックを探す!
NIPTでは検査機関がクリニックによって異なります。私は信頼と実績のあるNIPTのパイオニアであるアメリカの “イルミナ社” と提携しているクリニックを探しました。
青山ラジュボークリニック
私が調べた中でイルミナ社と提携していて、一番お値打ちにNIPTをできるのは青山にある「青山ラジュボークリニック」でした。HPに国内最安値と書いてあります。ミニマムプランという13/18/21トミソリーを調べる検査は8万円(税別)、性別を知りたい場合は12万円(税別)でできます。ここの素晴らしいところは無認可施設なのに遺伝子カウンセラーがいるということ!初めて出生前診断をされる方には心強いですよね。そしてもし陽性が出た場合は羊水検査の費用をなんと全額負担してくれるそう。。しかも羊水検査をする医療機関に指定や金額の上限もないので、万が一陽性が出た場合は妊婦検診で通院している病院で羊水検査を受けることができます。(医療機関の指定があるクリニックも多いので事前に要チェック)
私羊水検査に20万払いましたよ…
日本の妊婦さん羨ましい…日本の医療機関はすばらしい。
今回お話ししたことが、これからご出産される方の参考になれば嬉しいです!NIPTは10週から16週までしか行えない検査で、認可・無認可施設ともに予約争奪戦なので、妊娠が分かったらとりあえず予約をするのがおすすめです!
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