2020年6月に第二子を山王BCで出産したエイミーです。二人目の時も見事に妊娠糖尿病になってしまいました。山王病院の糖尿内科にお世話になり、何事もなく無事に出産できました。今回は私の妊娠糖尿病についてお伝えしていきたいと思います。
山王バースセンターと山王病院の素晴らしい連携に感謝!
一人目のパネくんを産んだ時は妊娠中期に行ったブドウ糖付加検査で妊娠糖尿病が発覚。食事療法だけ行い無事に出産しました。母体や赤ちゃんの合併症は全くなく、産後に血糖値も元通りになりました。
妊娠糖尿病は調べれば調べるほど恐ろしい病気で、母子ともにリスクが大きく、一人目は生まれるまでとにかく心配でした。大好きな甘いものなど血糖値が上がるものを我慢したり、赤ちゃんのために頑張りました。
二人目のスイカちゃんの時も全く同じように妊娠中期に妊娠糖尿病が発覚。「またか…」とがっかりしましたが、一人目と同様に食事療法だけで無事に出産することができました。母子ともに合併症はなしでした。一人目の時の妊娠中は不安で仕方なかったですが、二人目は山王病院の糖尿内科で専門医にフォローしていただいたおかげでとても穏やかな気持ちで妊娠期間を過ごすことができました!
妊婦検診と糖尿内科の診察はセット
妊娠糖尿病と診断されると、山王バースセンター(以下山王BC)の先生に山王病院の糖尿内科の紹介を受けます。
妊婦検診の前後に糖尿内科の診察予約を入れてくれるので、拘束時間は長くなりますが、同日に2つの診察が済んだのでとても助かりました。山王BCの妊婦検診は予約があるのに待ち時間が長かったりしましたが、糖尿内科は待ち時間がほとんどなくとてもスムーズでした。
また山王BCと糖尿内科で私の電子カルテが共有されるので、糖尿内科では胎児のエコーの結果を踏まえた上で診察をしてもらえました。総合病院の系列の産院をを選んで良かったと改めて思います。
インスリンは回避!管理栄養士によるカウンセリング
私は“75g経口ブドウ糖負荷試験”と言う検査を行いました。これは検査当日の朝まで10時間以上絶食した上で採血し、血糖値を測ります。次にブドウ糖液(砂糖を溶かした水、激甘)を飲み、1時間と2時間後に採血し、血糖値を測定する検査です。急激に血糖値を上げるものを摂取したらどうなるかというテストです。
この検査をやるまで自覚症状は皆無。これが妊娠糖尿病の恐ろしいことの1つです。
私の検査結果
空腹時 69mg/dl
1時間後 166mg/dl
2時間後 168mg/dl
基準値は
空腹時 92mg/dl
1時間後 180mg/dl
2時間後 153mg/dl
と言うことで私は2時間後の数値がアウトでした。残念ながら1項目でも基準値を超えると妊娠糖尿病と認定されます。
糖尿内科の先生が「巨大児化の傾向がないこと」「羊水の量が正常値」と言うことで、今回はインスリンなしの食事療法という方針に決定。なんとかインスリンを回避できました。
ちなみに2項目以上異常値の場合は健康保険が適用になり、糖尿病の治療が受けられるそうです。1項目だと自費で自己血糖測定をしなければいけなかったのですが、私は先生との話し合いで自己血糖測定はせずに食事療法だけ行うことに決めました。
先生はとても親身になってアドバイスをくださり、とても心強い存在でした。山王を選んで良かったと思える瞬間でした。
管理栄養士のカウンセリング
食事療法については管理栄養士との面談が設定され、細かく指導を受けます。
カウンセリングの1週間前から自分の食べたものを指定用紙に記入します。それを踏まえて30分から1時間のカウンセリングを行います。(保険適用)
私の生活環境をヒアリングしていただいて、的確なアドバイスをいただけました。
妊娠糖尿病になった人は将来糖尿病になる確率が一般の人の7倍あるので、産後の食事もアドバイスを生かして作っています。
糖尿内科の先生が往診に来てくれる!
入院中に糖尿内科の主治医が私の病室まで往診に来てくれました。
山王BCの主治医の北川先生よりも、糖尿内科の主治医の先生との方が過ごした時間が長いので、往診に来て下さってお祝いの言葉を頂いたときは感動しました。数ヶ月ともに親身になってフォローしてくれた先生に大感謝です。
先生とは産後の検査の日程調整や生活の中での注意点などのお話がありました。
1ヶ月後のブドウ糖付加試験
産後の血糖値検査を産後1ヶ月に行いました。
1ヶ月検診と同日にやる方もいるらしいですが、検査の拘束時間が長いので私は別の日に設定しました。(娘は哺乳瓶拒否のため検査に同行しました)
結果血糖値は正常に戻っていました!ほっと一安心です。
プラス7キロなのに糖尿病
妊娠糖尿病=体重増加・過食
と言うイメージがあったのですが、実際私は一人目も二人目もプラス7、8キロでした。(山王では12キロまで太ってokと言われていました)
私の友人は妊娠中に22キロ増だったのに、妊娠糖尿病にならなかったそう…
適正な体重増加でも妊娠糖尿病になるんですねと先生に言うと、遺伝的になりやすい人かもしれませんねと言われました。(確かに私の家系は糖尿病持ちの人が多い)
我が子のために頑張った!
妊娠糖尿病は食事制限があり、毎日不安な日々を過ごしたりと私はマタニティハイとは程遠い生活になりました。辛いですが元気な赤ちゃんに会うために少しの我慢と思い頑張りました。
産後に病室で大好きなおまんじゅうをたっくさん食べました!その瞬間は最高に幸せでした!
山王BCと糖尿内科の連携には感謝感謝です!
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