先日第二子を山王バースセンターで出産しました。計画無痛分娩で促進剤投与からわずか3時間半で生まれてきた親孝行な娘。他院よりも費用が割高な山王バースセンターですが、山王の計画無痛分娩は本当に楽でした。二人目以降の方には強くお勧めします。また添いなしでの孤独な出産でしたが、完璧にコントロールされた麻酔と頼もしい山王のスタッフののおかげで無事に乗り越える事ができました。今回は前回の入院1日目のレポートに引き続き、分娩当日の様子を皆様にお伝えします。参考になれば嬉しいです。
やっと会える!我が子との対面の日
6:30 起床
計画分娩は7時にLDR室(陣痛・分娩・産後の回復までを1つの部屋で行う事ができる所)に移動するので、体力温存のためにギリギリまで寝ました。睡眠薬のせいで少しぼーっとするしたのを覚えています。
前日に病院が用意してくれたピンクのガウン(ノーブラ)産褥ショーツに着替え、Lサイズの産褥パッドをつけるように指示がありました。
ちなみに山王はマツエクとネイルが禁止されています。出産直後の赤ちゃんとの初めてのツーショット写真が酷い顔なんて絶対に嫌だったので、ナチュラルメイクをしました。ディフアインのコンタクト、レカルカのBBにお粉を軽くはたいて、眉毛、色付きリップを付けました。メイクについて特に怒られる事はありませんでした。
7:00 LDR室に移動 栄養剤の点滴開始
長期戦を想定して持参した小さめのトートバッグにiphone、充電器、ストロー付けたペットボトルのお茶、アロマ、リップなど必要なものを入れてLDR室(写真のお部屋)に持って行きました。
ちなみに産後2時間までお水とお茶以外飲食は禁止になります。入院前にSNSで情報収集をした際に、「ポカリスエットやジュースを陣痛中に飲みました」みたいな事を書いている人がいました。むしろポカリ持参おすすめ!と推奨している方がいて…山王ではお茶とお水以外は禁止と言われました。なので前日の21時までにたくさん食べておく事をおすすめします!!
LDR室に到着すると、栄養剤の点滴開始、右手に血圧計、そして心電図を付けます。いろいろなものをつけられてあまり動いちゃいけない感じでした。お部屋にはTVがあり、病室と雰囲気があまり変わらなくて、いい意味で病院感がなくリラックスできました。栄養剤の点滴は腕に、針が刺さってる感じがずっとして陣痛の痛みに比べたら比じゃないほどの痛みだけど、地味に不快でした。
8:00 いよいよ陣痛促進剤投与開始!お腹の張りが陣痛に変わり始める
LINEをしたり、朝のワイドショーを見たりして1時間程過ごすと、陣痛促進剤と抗生剤(B型溶連菌が陽性だったため)の投与が始まりました。これからどういうお産になるのかとワクワクドキドキ。
8:15 主治医の北川先生到着、人工破水
内診をしてもらって、人工破水をしました。羊膜破る時は我慢できる痛さでした。痛いというか不快感に近かったです。羊水流れる感覚お腹が張るごとに羊水がジャーッと流れてくるようになりました。この時点ではお腹の張りがいつもより少し強めな程度で痛くはありませんでした。しかし次第に我慢できるけどいつもの張りとは違う痛さが5分おきに感じるようになりました。お腹の張りが陣痛に変わっていく瞬間、「いよいよだ!」と不安が入り混じる期待と喜び、二人目って本当に気持ちにゆとりがありますね。
8:30 促進剤レベル上げる
麻酔入れる準備を始めてくれると言って看護師さんが去っていきました。
9:00 麻酔準備開始
息をゆっくり吐いて痛みを逃すように言われます。そこまで痛くはなかったのですが、麻酔を早く入れてもらうために大袈裟に痛いとアピールしました。(これ大事!)
9:15 局所麻酔をかけてから、カテーテルを入れる
この局所麻酔を入れる時が痛いと言われてだけど、全然痛くなかった。ちなみに一人目を産んだ時はこれが激痛でした。やっぱり山王の麻酔科医は優秀なのかしら?お試し麻酔を投入する。
9:25 麻酔が効き始める
お腹は張る感覚だけど残る素晴らしい状態に!!!一人目の時は麻酔を打った後下半身な亡くなったかと思うくらい全ての感覚を失いました。麻酔が効きすぎて陣痛まで遠退いてしまったので大変な思いをしました。でも山王の麻酔は絶妙な按配で完璧でした。
麻酔の副作用で全身がポカポカしてきて、血管が拡張するせいでお腹と太ももが痒くなってきます。身体が温かくなるから眠気も来るそうで、体力温存のためにこの状態で寝ても良いそう。
麻酔科医が戻ってきて、麻酔追加。麻酔は自分でスイッチを押すと追加できる神システム。ちょい痛でスイッチピコ!していいそう。
9:45 恐怖の導尿
麻酔のせいで自力で排尿できないので、導尿をしてもらいました。助産師さんがタイミングを見て勝手に導尿してくれます。初めての導尿でドキドキしましたが、麻酔のおかげで何も感じませんでした。その後は部屋暗くして一旦休息しました。
10:15 子宮口8cm
助産師さんが戻ってきて、内診するとすでに子宮口が8cmまで開いているとのこと。展開が早すぎて、こんな順調でいいのかと逆に心配になる程。赤ちゃんも上手に降りてきていると言われました。ここで酸素マスクを装着しました。お腹の痛みは張りを感じられる程度。麻酔サマサマでした。
10:50 子宮口全開
看護師さんもびっくり!!赤ちゃんも旋回して自然に降りてきてるそう。そんなにいきまなくても産まれそうと嬉しいお言葉いただきました。
11:00 分娩の準備開始
LDRが一気に騒がしくなり、助産師さん、看護師さん3人、北川先生、麻酔科医が集まりました。バースプラン通りにお部屋が暗くなりました。左奥に見える赤ちゃんの診察台もバタバタと運び込ました。
11:07 いきむ!!
座りのポジションでいきんでいいよ〜と言われ、「えっ。もういきんでいいの?」と思いながら2回いきんだらつるんと生まれてきました!
会陰は後方側に2cm切開、切った感覚がなかったので気付きませんでした。
赤ちゃんが最後に苦しくなったようで少しだけ吸引したそうだけど、ほとんど私のいきむ力で生まれてきたと言われました。
バースプランでは「臍の緒切りたい」とお願いしていたけど、赤ちゃんが苦しいサインを出したため北川先生が切りました。臍の緒が1周クビに巻きついていた…早く切ってもらって助かりました。無事に泣いて、生まれたての赤ちゃんを近くで見せてもらって、すぐに赤ちゃんは診察。抱っこは診察後でした。
長くなってしまったので次回に続きます…。
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